「ベガコーポレーション」がIPO、初値予想は?

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「株式会社ベガコーポレーション(3542)」の東証へのIPOが承認されました。予定される新規上場スケジュールから幹事団、最も気になる「初値予想」や新規公開株としての評価・価格、当選・上場結果まで一通りの情報を、この記事でまとめます。

まずはIPOの概要だけ、ざっくりまとめ。

新規上場(IPO)する銘柄、市場は?

2016年5月24日(火)、株式会社キャリア(6198)に続いて新規上場が発表されました。IPOが承認されたのは「株式会社ベガコーポレーション(3542)」で、主幹事は野村証券上場日は2016年6月28日(火)を予定しています。

想定価格は1,440円(売買単元100株)。吸収金額(想定価格ベース)はオーバーアロットメント含め約13.9億円で、東証マザーズへの上場となります。

メモIPO投資ってどうやって始めるの?

IPO投資の始め方(IPO投資って何?~IPO投資の強み~IPO投資、二つのやり方~始めるのに最低限必要なもの)」という記事を書きました。ご参考にどうぞ。

銘柄名 株式会社ベガコーポレーション
銘柄URL http://www.vega-c.com/
銘柄コード 3542
上場市場 東証マザーズ
業種 小売業
事業内容 家具・インテリア等のインターネット通信販売事業、越境市場をターゲットとしたグローバルECサイトの運営等

IPO幹事団や仮条件、BBの日程は?

IPO幹事団や仮条件、ブックビルディングの日程は下記の通りです。

主幹事 野村証券
その他の引受証券会社 大和証券、SBI証券、みずほ証券、いちよし証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、東洋証券、丸三証券
委託幹事 カブドットコム証券
仮条件決定日 2016年6月9日(木)
ブックビルディング期間 2016年6月10日(金)~2016年6月16日(木)

初値形成における好材料/悪材料は?

初値形成における好材料/悪材料を整理したものが下記。プラス・マイナスの数を比較するとプラスが上回ると思います。

上場市場 プラス(人気の新興市場)
吸収金額(想定価格ベース) プラス(約13.9億円、やや小型)
業種 プラス(テーマ性あり)
公開比率 プラス(18.7%、低い)
売出比率 なし(51.2%、特に材料にならない)
ロックアップ プラス(上位株主、VCにロックアップ)
同日上場 プラス(同じ日に上場する銘柄なし)
前回IPOからの期間 なし(特に材料にならない)

2016年は市況の悪化からIPOへの資金流入も減少していますが、総合的に見て公募割れする可能性は低いと思います。

需給面では規模も吸収金額(想定価格ベース)で約13.9億円とそこまで大きくなく、ロックアップもきっちりかかっています。事業内容も家具・インテリア等のインターネット通信販売事業、越境市場をターゲットとしたグローバルECサイトの運営等ということで、「越境EC」というテーマ性があります。売上・経常利益も上昇傾向。

ネガティブ要素は、1.5倍でベンチャーキャピタル・ファンド系のロックアップが解除されるので、その辺で大きな売りが出そうなところ。

初値は公開価格の1.2倍~1.5倍未満と予想。私の抽選参加スタンスとしては全力参加の予定です。

メモ抽選への参加スタンスはどう考えている?

抽選に当選し初値で売る場合、いわゆる公募割れ(初値が公開価格を下回ること)が発生しなければ、(手数料は考えないとして)損はしません。つまり公募割れするかしないかの見極めが最も大事。私は、公募割れしないと思った銘柄には積極的に参加しています。初値予想は、資金の都合で全ての抽選に参加出来ない場合に、優先順位をつけるために私は予想しています。

IPOの概要は以上ですが、以下で詳細をまとめていきたいと思います。

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IPOの日程・スケジュール

上場日 2016年6月28日(火)
仮条件決定日 2016年6月9日(木)
ブックビルディング期間 2016年6月10日(金)~2016年6月16日(木)
公開価格決定日 2016年6月17日(金)
申込期間 2016年6月20日(水)~2016年6月23日(月)

※証券会社によってはスケジュールが多少ずれる場合があります。ご注意を。

メモ抽選にはいつ参加できる?

各証券会社によっても違いますが、ざっくり前期型と後期型に分かれます。前期型はブックビルディング期間に抽選申込、公開価格決定日あたりで抽選というパターン。後期型はブックビルディング期間にブックビルディング、申込期間に抽選申込、申込期間終了後に抽選というパターンが多いです。

株式情報

売買単元/価格

売買単元 100株
想定価格 1,440円
仮条件 1,440円~1,600円
公開価格 1,600円

メモブックビルディングの価格はいくらで抽選対象になるの?

仮条件の上限の価格で参加すれば抽選対象になります。成行が指定できる場合は成行でも抽選対象になります。

なぜかというと、抽選対象となるには公開価格以上の希望価格を指定しなくてはならないので、確実に抽選対象となるには上限の価格を指定する必要があるためです。最近ではほとんどの場合、公開価格は仮条件の上限の価格になります。

株式数/時価総額

上場時発行済株数 5,152,900株
公募株数 410,000株
売出株数 430,000株
オーバーアロットメント株数 126,000株
その他株数(海外募集等) 0株
売出人 ジャフコ・スーパーV3共有投資事業有限責任組合(430,000株)
公開比率 18.7%
売出比率 51.2%
時価総額(想定価格ベース) 約74.2億円
時価総額(公開価格ベース) 約82.4億円

メモ公開比率・売出比率って何?

公開比率とは、公募・売出株数が上場時発行済株数に占める割合です。要はIPOで今まで非公開だった株がどれ位の割合で公開されたか、ということ。初値を決める最大の要因は需給。公開の割合が低い方が供給が抑えられ希少性が高いということを意味しますので、公開比率は低い方が好感される傾向にあります。

売出比率とは、売出株数が公募・売出株数に占める割合です。IPO以降の新しい株主は基本的にその銘柄の将来性に期待して株を買う訳なので、上場のタイミングで大量の株を売り出すのは、将来性を疑われる行為。売出人がその銘柄に将来性を感じているなら保有し続けた方が得なはずですからね。という訳で売出比率は低い方が好感される傾向にあります。

株式指標

1株あたり利益(前期) 32.56
1株あたり利益(予想) 131.10
PER(予想・想定価格ベース) 11.0
PER(予想・公開価格ベース) 12.2
1株あたり純資産(前期) 159.69
PBR(前期・想定価格ベース) 9.0
PBR(前期・公開価格ベース) 10.0
1株あたり配当(予想) 0
配当利回り(予想・想定価格ベース) 0.00%
配当利回り(予想・公開価格ベース) 0.00%

企業情報

事業内容/詳細

Eコマース事業、デジタルエンターテインメント事業を展開。セグメントはこの2つ。

デジタルエンターテインメント事業は連結子会社(株)Nubee Tokyoで行っていましたが、主要ゲームアプリ「神界のヴァルキリー」を譲渡、平成28年1月から清算手続を開始しているとのことで、現状実質はEコマース事業のみということになるようです。

Eコマース事業は、家具・インテリア等のインターネット通信販売事業、越境市場をターゲットとしたグローバルECサイトを運営。店舗一覧はコーポレートサイトのこちらのページにありました。店舗は自社運営サイト、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングと多岐にわたっています。

事業の特徴として、商品企画小売型のビジネスモデル、インターネット販売のノウハウ、ユーザー行動分析管理の経験・実績、グローバルECサイト(DOKODEMO)の運営を挙げています。グローバルECサイトのメインターゲットは中国とのこと。

参照有価証券届出書(新規公開時)|株式会社ベガコーポレーション|EDINET

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び連結子会社1社((株)Nubee Tokyo)の計2社で構成されています。当社は、家具・インテリア等のインターネット通信販売事業、越境市場をターゲットとしたグローバルECサイト(以下、Eコマース事業)を運営しております。また、連結子会社(株)Nubee Tokyoは、スマートフォン向けゲームの企画、開発及び運営事業(以下、デジタルエンターテインメント事業)を展開しておりました。当社グループの主な事業の内容、当該事業における位置付け、セグメントとの関連及び事業系統図は、以下のとおりであります。なお、次の2事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

デジタルエンターテインメント事業を行っていた(株)Nubee Tokyoは、Eコマース事業へ経営資源を集中し、同事業の強化及び経営の効率化を図るため、平成28年1月1日付で、主要ゲームアプリ「神界のヴァルキリー」を譲渡しております。また同社は、その他のゲームアプリについてもサービスを終了し、平成28年1月から清算手続を開始しております。よって、デジタルエンターテインメント事業の内容及び事業系統図の記載を省略しております。

(1)Eコマース事業
① 事業の内容
楽天市場、Amazon及びYahoo!ショッピングの大手インターネットモール内の店舗、並びに自社運営サイトの店舗を通じた家具・インテリア等のインターネット通信販売事業及び越境市場をターゲットとしたグローバルECサイト(DOKODEMO)を営んでおります。

(ア) 出店サイト
自社運営サイト、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング

(イ) 店舗ブランド名
・LOWYA     :高品質なものを低価格で提供することをコンセプトとした総合家具通販サイトです。
・ララスタイル :ランドセルや子供机等を中心としたシンプルで機能的な商品を提供しております。
・スミシア   :女性やファミリー層をターゲットに、多様化した生活スタイルに合う商品を提供しております。
・バロッカ   :高級感のある家具を提供しております。
・ノージィ   :北欧テイストのインテリアを中心とした商品を提供しております。

(ウ) 取扱商品の概要
以下のような家具・インテリア等の商品を取り扱っております。
・オフィスチェア
・デスク
・座椅子
・ベッド
・ソファ
・ダイニング用品
・テレビボード
・布団
・収納家具
・照明器具
・日用家電

② 事業の特徴
(ア)商品企画小売型のビジネスモデル
当社は、商品企画から小売までの一気通貫体制により、効率的に商品開発・生産管理を行うことで、顧客ニーズを適時に反映した商品の提供を心がけております。また、当社プロダクトデザイナーによる自社オリジナル商品の企画・開発及びお客様のレビュー等からのご意見を参考とした商品改良にも積極的に取り組み、顧客満足度の高い商品開発に努めております。商品は主に中国・東南アジア及び欧州の工場に製造を依頼し、直接貿易を行うことで商品仕入原価を抑え、よりリーズナブルな価格実現に努めております。今後は、取扱商品ジャンルを拡大し、売れ筋の商品数を増やすことにより継続的な成長を目指します。

(イ)インターネット販売のノウハウ
当社は、楽天市場、Amazon及びYahoo!ショッピングの大手インターネットモール内に複数の店舗を出店し、合わせて自社サイトの運営を行っております。全店舗サイトへのアクセス人数(重複ユーザー数含む)は、平成26年3月期は18百万人、平成27年3月期は19百万人、平成28年3月期は28百万人と推移しており、楽天市場では「ショップ・オブ・ザ・イヤー2015(インテリア・寝具・収納ジャンル)」、Yahoo!ショッピングでは、「ベスト・ストア・アワード2014(家具・インテリア部門)」を受賞しており、着実な販売実績を有しております。当社では、各店舗別に訴求する顧客層に対し、商品ページの表示や商品機能の詳細説明に、目を引くキャッチコピーや、画像、イメージ図を使用して、より分かりやすい表示を心がけております。加えて、丁寧な顧客対応や商品そのものの魅力をご評価いただき、大手インターネットモールのランキング上位に位置することにより、集客力の向上を図っております。このようにして、従来はリアル店舗で商品現物を見て触って購入することが常識であった家具・インテリア商品等について、インターネット上での商品購入、販売の拡大を図っております。

(ウ)ユーザー行動分析管理の経験・実績
子会社において、ゲームアプリの開発・運営・分析を行っていた経験を活かし、楽天市場、Amazon及びYahoo!ショッピングのインターネットモールをはじめとしたWeb全体から、日々家具・インテリア等のトレンド情報を収集・分析しております。その結果、マーケットニーズに適合した新商品の開発を可能としただけでなく、分析結果に基づいたサイトデザインの改善や商品構成の見直しを日々実施し改善点を次の施策に活用するPDCAサイクルを行い、継続的な販売向上を図っております。

(エ)グローバルECサイト(DOKODEMO)の運営
グローバル市場をターゲットとした多言語対応、複数の配送方法を選択できる物流システムを特徴としたグローバルECサイトの運営をしており、MADE IN JAPANの商品等を世界各地に提供しております。DOKODEMOは、日本の商品を世界80か所以上の国又は地域で受け取ることができるグローバルECサイトです。主に中国をメインに、世界に住む外国人をターゲットにしております。現在、商品登録数の増加、受注オペレーションの効率化、システム強化等を図り会員数の増加に取り組んでおります。

その他の詳細は下記の通り。

代表者の役職氏名 代表取締役社長 浮城 智和
本店所在地 福岡県福岡市博多区祇園町7番20号 博多祇園センタープレイス4階
設立年月日 2004年7月21日
監査法人 有限責任監査法人トーマツ
従業員数 138人(平均臨時雇用者数6人)
平均年齢 32.5歳
平均勤続年数 3.2年
平均年間給与 412.8万円

業績

連結ベースで売上・経常利益ともに前期が減ってますが、上昇傾向にあります。

四季報が予想する業績予想の記事は、こちらから見ることが出来ます。

IPO幹事団/証券会社への割り当て数

引受株式数はそれぞれ下記のように各証券会社へ割り当てられました。

引受株式数 割り当て割合
野村証券(主幹事) 672,000株 80.00%
大和証券 67,200株 8.00%
SBI証券 25,200株 3.00%
みずほ証券 25,200株 3.00%
いちよし証券 16,800株 2.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 16,800株 2.00%
東洋証券 8,400株 1.00%
丸三証券 8,400株 1.00%

上記引受株式数のうち、2,000株を委託に回すとのこと。委託幹事は私の知っている範囲ではカブドットコム証券です。

ロックアップ/上位株主TOP10

既存株主にはロックアップ(90日or1.5倍、180日、90日の3種類)がかかっており、非ロックアップ株数は概算でわずか20,000株(上場時発行済株数の0.39%)。

90日or1.5倍にジャフコ・スーパーV3共有投資事業有限責任組合がいますが、売出の430,000株を引くと残り515,000株。1.5倍になれば、この辺あたりから大きな売りが出てもおかしくない感じ。

以上、総合的に考えて、1.5倍まではあまり気にする必要はないと思います。なお、下記表の所有割合は有価証券届出書に記載されたもので、上場時発行済株数が分母ではありません。

所有株式数 所有割合 ロックアップ
(株)アルタイル 1,800,000株 36.60% 90日
浮城 智和 1,632,000株 33.18% 90日
ジャフコ・スーパーV3共有投資事業有限責任組合 945,000株 19.21% 90日or1.5倍
手島 武雄 305,000株 6.20% 90日
ベガコーポレーション従業員持株会 37,200株 0.76% 180日
冨田 誠 26,500株 0.54% 継続所有等の確約
CHEW SU BEE 20,000株 0.41% 90日
末永 絵美 20,000株 0.41%
江田 亮平 13,000株 0.26% 90日or1.5倍
亀山 光晴 12,800株 0.26% 90日or1.5倍
山手 寛道 12,800株 0.26% 90日or1.5倍
中野 国弘 12,800株 0.26% 90日or1.5倍

メモロックアップとは?

IPO承認以前からの株主だからといって、上場後に自由に株を売ることが出来るとは限りません。上場後、既存株主がバカスカ売ったら供給過剰で爆下げなんてこともあり得ます。購入検討者からすると、これは怖い事態。

そんな不安を和らげるためにあるのがロックアップという措置。一定の条件(期間や価格の上昇等)を満たさない限り売りませんよ、という契約を既存株主と交わすことをロックアップと呼びます。で、ロックアップがかかっている株数が多ければ多いほど、供給が抑えられ株価の上昇が期待できる訳です。逆に、ロックアップの条件を満たしたら大量の売りが出てくる可能性もあるということ。

初値予想

公募割れの可能性

公募割れの可能性は低いと思います。

IPO相場の傾向(2016年2月~4月)という記事で書きましたが、株価に関係なく初値で買いに来る資金は、約2.5億円~約5億円程度と推測しています。

吸収金額(想定価格ベース)で約13.9億円であれば、開場前の気配で25%程度が売りに出たと仮定して約3.4億円くらいの規模感。これ位ならカバー出来そうな気がしますので、公募割れの可能性は低いと推測しています。

吸収金額(想定価格ベース) 約13.9億円
吸収金額(公開価格ベース) 約15.4億円
推定初売最大金額(想定価格ベース)*1 約14.1億円
推定初売最大金額(公開価格ベース)*2 約15.7億円
非ロックアップ比率(概算)*3 0.39%

*1 公募・売出・OA・その他株数計+非ロックアップ株数を想定価格で掛け算
*2 公募・売出・OA・その他株数計+非ロックアップ株数を公開価格で掛け算
*3 売出人の株数は非ロックアップの場合、売出数を引き算

メモ吸収金額・推定初売最大金額って?

吸収金額とは、公募や売出などで新規公開される株数を想定価格や公開価格で掛け算したもので、新規上場の規模をつかむための数字です。IPO投資において、私はこの数字を重要視しています。なぜなら初値を決める最大の要因は需給。供給(売り)の規模を示すこの数字はとても重要と考えるからです。ま、新規公開される株が全て売られる訳ではないですけどね。それでも規模感をつかむには適していると思いますよ。

推定初売最大金額は、非ロックアップの株数から既存株主から出そうな最大の売り金額を推定、吸収金額に足したものです。他ではあまり見ない数字だと思いますが、これも供給の規模感をつかむために計算しています。

初値予想/私の抽選参加スタンス

初値は公開価格の1.2倍~1.5倍未満と予想。私の抽選参加スタンスとしては全力参加の予定です。

初値予想(承認時) 1.2倍~1.5倍未満
初値予想(仮条件決定時) 1.2倍~1.5倍未満
抽選参加スタンス(承認時) 全力参加
抽選参加スタンス(仮条件決定時) 全力参加

抽選結果

全滅でした。

上場結果

2016年6月28日(火)、上場の日を迎えました。

初日の状況は、前場が開く直前、8:59の買い気配は1,955円(270,600株の気配)くらい。公開価格が1,600円ですので、約1.22倍。金額にすると約5.2億円の買い需要。初日の上限3,680円には届きませんが、公開価格からは大きく上げました。でも思ったより安め。

前場が開くと9:00ちょい過ぎに見たところでは1,600円に215,600株の売り気配。公募割れ回避には約3.4億円が必要だったということになりますが、それは問題なくクリア。

そして、市場がはじまり9:46に初値がつきます。初値は2,000円。公開価格比で約1.25倍。初値形成時の出来高は489,300株で、約9.7億円の買い需要が発生。朝の気配より少し上の値でした。

値がついた後の値動きはというと、非常に荒かったですね。序盤は値を下げ10:01に最安値(1,920円)。前場は1,900円~2,000円台で揉み合い。しかし後場になって値を上げ始め、13:38には最高値(2,500円)となるストップ高に。しかしロックアップ解除(公開価格1.5倍)となる2,400円を上回り、ベンチャーキャピタル・ファンド系の売り警戒が強かったのか、ストップ高から一気に2,200円台まで急降下。しかしそれで終わらず終盤かけ値を上げ、結局最後は再びストップ高の2,500円が終値となりました。

初値がらみの数字を整理すると下記の通りです。

初値 2,000円(公開価格比:約1.25倍)
終値(初値の当日) 2,500円
高値(初値の当日) 2,500円
安値(初値の当日) 1,920円
出来高(初値時ティック) 489,300株
出来高(初値の当日) 3,958,400株
初売比率(公募・売出ベース)*4 50.65%
初売比率(公募・売出+非ロックアップベース)*5 49.62%
買い需要(初値形成時) 約9.7億円
売買代金(初値の当日) 約87.3億円

*4 初値時ティックを公募・売出・OA・その他株数計で割り算
*5 初値時ティックを公募・売出・OA・その他株数計+非ロックアップ株数で割り算