「LINE(ライン)」がIPO、初値予想は?

スポンサーリンク

LINE株式会社(3938)」の東証へのIPOが承認されました。予定される新規上場スケジュールから幹事団、最も気になる「初値予想」や新規公開株としての評価・価格、当選・上場結果まで一通りの情報を、この記事でまとめます。

まずはIPOの概要だけ、ざっくりまとめ。

新規上場(IPO)する銘柄、市場は?

2016年6月10日(金)、株式会社セラク(6199)に続いて新規上場が発表されました。IPOが承認されたのは「LINE株式会社(3938)」で、主幹事は野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、ゴールドマン・サックス証券、JPモルガン証券上場日は2016年7月15日(金)を予定しています。

想定価格は2,800円(売買単元100株)。吸収金額(想定価格ベース)は海外募集・オーバーアロットメント含め約1127.0億円で、東証一部への上場となります。

メモIPO投資ってどうやって始めるの?

IPO投資の始め方(IPO投資って何?~IPO投資の強み~IPO投資、二つのやり方~始めるのに最低限必要なもの)」という記事を書きました。ご参考にどうぞ。

銘柄名 LINE株式会社
銘柄URL http://linecorp.com/
銘柄コード 3938
上場市場 東証一部
業種 情報・通信業
事業内容 モバイルメッセンジャー・アプリケーション「LINE」によるコミュニケーション、コンテンツ、広告等のサービスを提供するLINEビジネス・ポータル事業

IPO幹事団や仮条件、BBの日程は?

IPO幹事団や仮条件、ブックビルディングの日程は下記の通りです。

(2016/6/27 追記ここから)
有価証券届出書(pdf)に訂正が入り、2016年6月27日(月)に予定されていた仮条件決定日が1日遅れ、2016年6月28日(火)になったようです。ブックビルディング開始日も2016年6月28日(火)が2016年6月29日(水)にずれました。
(2016/6/27 追記ここまで)

国内募集、海外募集、オーバーアロットメントによる国内売出し及びオーバーアロットメントによる海外売出しのジョイント・グローバル・コーディネーター 野村證券、Morgan Stanley & Co. LLC、ゴールドマン・サックス証券、JPモルガン証券
国内募集及びオーバーアロットメントによる国内売出しの共同主幹事会社 野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、ゴールドマン・サックス証券、JPモルガン証券
その他の引受証券会社 みずほ証券、大和証券、SMBC日興証券、SBI証券、東海東京証券、マネックス証券
委託幹事 カブドットコム証券
仮条件決定日 2016年6月28日(火)
ブックビルディング期間 2016年6月29日(水)~2016年7月8日(金)

初値形成における好材料/悪材料は?

初値形成における好材料/悪材料を整理したものが下記。プラス・マイナスの数を比較するとプラスが上回ると思います。

上場市場 なし(特に材料にならない)
吸収金額(想定価格ベース) マイナス(約1127.0億円、大型)
業種 プラス(人気のIT・ネット系)
公開比率 プラス(19.2%、低い)
売出比率 プラス(0%、売出なし)
ロックアップ プラス(VC不在、上位株主にロックアップ)
同日上場 プラス(同じ日に上場する銘柄なし)
前回IPOからの期間 プラス(前回IPOから2週間ほどあいている)

2016年は市況の悪化からIPOへの資金流入も減少していますが、総合的に見て公募割れする可能性は低いと思います。ただ、初値の高騰は期待薄なんじゃないかと予想。

今年一番の注目度ですし、ロックアップもきっちりかかっていますが、吸収金額(想定価格ベース)で約1127.0億円となると、規模がでかい分、大量の買い需要が必要になってきます。

ベストな上場の時期を逸したとの見方もあり、また、売上は右肩上がりですが、利益は前期に音楽配信事業の一部撤退にともなう損失処理等で赤字転落。今期は黒字転換と報じられてはいましたが、赤字転落は印象が良くないですよね。

しかしながら、ここまで注目度の高いIPOを公募割れさせると主幹事の面子が立ちません。公募割れは阻止するように動いてくるのではないでしょうか。また、国内募集に限っていえば吸収金額(想定価格ベース)がオーバーアロットメント含め約418.6億円と思ったより小さい。そうなると全力まではいかないにせよ、祭りには乗っておいた方が良いのかなと感じました。

初値は公開価格の1.0倍~1.2倍未満と予想。私の抽選参加スタンスとしては主幹事とSBI証券のみ参加の予定です。

メモ抽選への参加スタンスはどう考えている?

抽選に当選し初値で売る場合、いわゆる公募割れ(初値が公開価格を下回ること)が発生しなければ、(手数料は考えないとして)損はしません。つまり公募割れするかしないかの見極めが最も大事。私は、公募割れしないと思った銘柄には積極的に参加しています。初値予想は、資金の都合で全ての抽選に参加出来ない場合に、優先順位をつけるために私は予想しています。

IPOの概要は以上ですが、以下で詳細をまとめていきたいと思います。ニューヨーク証券取引所への上場について米国預託株式(ADR)という単語がわからなかったので調べた記事もアップしましたので、興味のある方はぜひ。

スポンサーリンク

IPOの日程・スケジュール

(2016/6/27 追記ここから)
有価証券届出書(pdf)に訂正が入り、2016年6月27日(月)に予定されていた仮条件決定日が1日遅れ、2016年6月28日(火)になったようです。ブックビルディング開始日も2016年6月28日(火)が2016年6月29日(水)にずれました。
(2016/6/27 追記ここまで)

上場日 2016年7月15日(金)
仮条件決定日 2016年6月28日(火)
ブックビルディング期間 2016年6月29日(水)~2016年7月8日(金)
公開価格決定日 2016年7月11日(月)
申込期間 2016年7月12日(火)~2016年7月13日(水)

※証券会社によってはスケジュールが多少ずれる場合があります。ご注意を。

メモ抽選にはいつ参加できる?

各証券会社によっても違いますが、ざっくり前期型と後期型に分かれます。前期型はブックビルディング期間に抽選申込、公開価格決定日あたりで抽選というパターン。後期型はブックビルディング期間にブックビルディング、申込期間に抽選申込、申込期間終了後に抽選というパターンが多いです。

株式情報

売買単元/価格

(2016/7/4 追記ここから)
有価証券届出書(pdf)に訂正が入り、仮条件が2,900円~3,300円に変わりました(変更前は2,700円~3,200円)。個人的な予想としては、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターネットトレードでの抽選申込受付開始日が7月5日からであることから、日本用に設定されていたBB開始日は元々7月5日だったんじゃ?と。つまり、アメリカの需要をBBで見たら思ったより良かったんで仮条件上げた可能性もあるかもです。まぁBB期間に仮条件変更したということ自体は間違いなく個人投資家の反感を買う行為で、その点ではネガティブ要素を増やしたと思いますが。
(2016/7/4 追記ここまで)

売買単元 100株
想定価格 2,800円
仮条件 2,900円~3,300円
公開価格 3,300円

メモブックビルディングの価格はいくらで抽選対象になるの?

仮条件の上限の価格で参加すれば抽選対象になります。成行が指定できる場合は成行でも抽選対象になります。

なぜかというと、抽選対象となるには公開価格以上の希望価格を指定しなくてはならないので、確実に抽選対象となるには上限の価格を指定する必要があるためです。最近ではほとんどの場合、公開価格は仮条件の上限の価格になります。

株式数/時価総額

上場時発行済株数 209,992,000株
公募株数 13,000,000株
売出株数 0株
オーバーアロットメント株数 1,950,000株
その他株数(海外募集等) 25,300,000株
売出人 なし
公開比率 19.2%
売出比率 0.0%
時価総額(想定価格ベース) 約5879.7億円
時価総額(公開価格ベース) 約6929.7億円

※公募株数、オーバーアロットメント株数の項目には 国内募集分のみ記載。海外募集分はその他株数(海外募集等)の項目に公募・オーバーアロットメントまとめて記載。
※その他株数(海外募集等)の内訳は公募が22,000,000株、オーバーアロットメントが3,300,000株。
※ 国内募集と海外募集の最終的な内訳は、総発行数の範囲内で、需要状況等を勘案の上、発行価格等決定日(2016年7月11日)に決定される予定。

メモ公開比率・売出比率って何?

公開比率とは、公募・売出株数が上場時発行済株数に占める割合です。要はIPOで今まで非公開だった株がどれ位の割合で公開されたか、ということ。初値を決める最大の要因は需給。公開の割合が低い方が供給が抑えられ希少性が高いということを意味しますので、公開比率は低い方が好感される傾向にあります。

売出比率とは、売出株数が公募・売出株数に占める割合です。IPO以降の新しい株主は基本的にその銘柄の将来性に期待して株を買う訳なので、上場のタイミングで大量の株を売り出すのは、将来性を疑われる行為。売出人がその銘柄に将来性を感じているなら保有し続けた方が得なはずですからね。という訳で売出比率は低い方が好感される傾向にあります。

株式指標

1株あたり利益(前期) -43.33
1株あたり利益(予想)
PER(予想・想定価格ベース)
PER(予想・公開価格ベース)
1株あたり純資産(前期)
PBR(前期・想定価格ベース)
PBR(前期・公開価格ベース)
1株あたり配当(予想)
配当利回り(予想・想定価格ベース)
配当利回り(予想・公開価格ベース)

企業情報

事業内容/詳細

モバイルメッセンジャー・アプリケーション「LINE」によるLINEビジネス・ポータル事業を展開。セグメントは単一セグメント。

ラジオ型音楽配信サービスを提供するMixRadio事業は2016年2月に撤退したので単一セグメントと。

参照有価証券届出書(新規公開時)|LINE株式会社|EDINET

当社グループは、主としてモバイルメッセンジャー・アプリケーション「LINE」によるLINEビジネス・ポータル事業を展開しております。このほか、2015年3月からはラジオ型音楽配信サービスを提供するMixRadio事業を運営しておりましたが、昨今の事業維持コストの上昇及び市場状況など事業環境の変化に伴い、今後の成長は困難と判断し、2016年2月に事業撤退を決定しておりますので、本書提出日現在はLINEビジネス・ポータル事業の単一セグメントとなっております。

2011年6月に日本でモバイルメッセンジャー・アプリケーションとしてサービスを開始して以来、「LINE」はアジアを中心として世界230以上の国と地域でユーザーを有し、グローバルなプラットフォームへと成長しました。アクティブユーザー基盤は成長を続けており、2016年3月31日時点で、月間アクティブユーザー数(MAU: Monthly Active User)は218百万人に達し、そのうち152百万人が当社ユーザー数の上位4カ国(日本、台湾、タイ及びインドネシア)のユーザーです。

「LINE」はアジアを主に世界230以上の国・地域にユーザーがいて、2016年3月末で月間アクティブユーザー数が2億1800万人。NHKの記事でも指摘されていたようにそのうち1億5200万人が上位4カ国(日本、台湾、タイ及びインドネシア)で地域的な偏りが課題。またNHKの記事によれば、世界のメッセージアプリのシェアで見るとLINEは7位だそうで、主要4地域以外の新たな成長市場を作ることが課題との指摘も。上場で調達した資金によって、この課題に取り組むものと思われます。

参照LINEの株式上場 きょう承認の方針 | NHKニュース
会社によりますと、LINEはことし3月末現在、世界230を超える国と地域でサービスを展開しています。
地域ごとの利用者をみますと、会社が主要4地域と位置づける日本、台湾、タイ、インドネシアを合わせた利用者が1億5160万人と、およそ70%を占めています。
この主要4地域では、ことし3月までの1年間で、合わせて新たに2830万人が利用者となり、成長が続いています。

その一方で、地域的な偏りが課題となっています。主要4地域以外のアメリカやヨーロッパを含む地域では、利用者の減少が目立ち、ことし3月までの1年間で利用者が1500万人減りました。

ドイツの調査会社「スタティスタ」によりますと、世界のメッセージアプリの実質的な利用者の数は「ワッツアップ」が10億人、「フェイスブックメッセンジャー」が9億人、「QQモバイル」が8億5300万人、「ウィーチャット」が6億9700万人、「スカイプ」が3億人、「バイバー」が2億4900万となっていて、世界のシェアでみるとLINEは7位にとどまっています。

このため、LINEは主要4地域以外の新たな成長市場を作ることが課題となっていて、今回の日本とアメリカの同時上場は、アプリの知名度を上げるとともに、上場によって調達した資金で広告や営業戦略を強化するねらいがあります。

その他の詳細は下記の通り。

代表者の役職氏名 代表取締役社長 出澤 剛
本店所在地 東京都渋谷区渋谷二丁目21番1号
設立年月日 2000年9月4日
監査法人 PwC あらた監査法人
従業員数 1,122人(平均臨時雇用者数107人)
平均年齢 34.2歳
平均勤続年数 2.9年
平均年間給与 795.1万円

業績

売上は右肩上がりですが、利益は前期に赤字転落。

四季報が予想する業績予想の記事は、こちらから見ることが出来ます。

IPO幹事団/証券会社への割り当て数

引受株式数はそれぞれ下記のように各証券会社へ割り当てられました。

引受株式数 割り当て割合
野村証券(主幹事) 7,994,000株 61.49%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事) 2,077,000株 15.98%
ゴールドマン・サックス証券(主幹事) 351,000株 2.70%
JPモルガン証券(主幹事) 351,000株 2.70%
みずほ証券 786,000株 6.05%
大和証券 392,000株 3.02%
SMBC日興証券 392,000株 3.02%
SBI証券 219,000株 1.68%
東海東京証券 219,000株 1.68%
マネックス証券 219,000株 1.68%

委託に回る株数は、わかり次第、更新予定です。委託幹事は私の知っている範囲ではカブドットコム証券です。

ロックアップ/上位株主TOP10

既存株主にはロックアップ(180日)がかかっており、非ロックアップ株数は概算でわずか6,689,926株(上場時発行済株数の3.19%)。森 啓、泉原 克人、中山 剛志及びカン ソクホの各氏は保有株数がわからなかったので、その他1,519名の平均×4人で算出しています。

その他、上場前の第三者割当等による募集株式等の割当等に関し、割当を受けた者との間に継続所有等の確約も。

ちなみにメディア等への露出も多い森川 亮氏は52,500株、田端 信太郎氏は36,500株を保有。

以上、総合的に考えて、既存株主からの初値形成時の売りは、それほど気にする必要はないと思います。なお、下記表の所有割合は有価証券届出書に記載されたもので、上場時発行済株数が分母ではありません。

所有株式数 所有割合 ロックアップ
NAVER Corporation 174,992,000株 87.27% 180日
シン ジュンホ 10,264,500株 5.12% 180日
イ ヘジン 5,572,000株 2.78% 180日
イ ジュンホ 1,638,000株 0.82% 180日
パク イビン 109,000株 0.05% 180日
出澤 剛 96,500株 0.05% 180日
舛田 淳 94,500株 0.05% 180日
キム ソンフン 90,000株 0.04% 180日
ヤン ヒチャン 80,000株 0.04% 180日
コ ヨンス 74,500株 0.04% 180日

メモロックアップとは?

IPO承認以前からの株主だからといって、上場後に自由に株を売ることが出来るとは限りません。上場後、既存株主がバカスカ売ったら供給過剰で爆下げなんてこともあり得ます。購入検討者からすると、これは怖い事態。

そんな不安を和らげるためにあるのがロックアップという措置。一定の条件(期間や価格の上昇等)を満たさない限り売りませんよ、という契約を既存株主と交わすことをロックアップと呼びます。で、ロックアップがかかっている株数が多ければ多いほど、供給が抑えられ株価の上昇が期待できる訳です。逆に、ロックアップの条件を満たしたら大量の売りが出てくる可能性もあるということ。

初値予想

公募割れの可能性

公募割れの可能性は低いと思います。

IPO相場の傾向(2016年2月~4月)という記事で書きましたが、株価に関係なく初値で買いに来る資金は、約2.5億円~約5億円程度と推測しています。しかし、まぁこれは全くあてにならない規模。

吸収金額(想定価格ベース)が約1127.0億円という規模だと、買いの資金が相当入ってこないとですし、やはり初値の高騰は望みづらい状況かと。ただ、これほどの注目度の中、主幹事が公募割れなんて不名誉な事態を許すでしょうか?また、国内募集に限れば吸収金額(想定価格ベース)がオーバーアロットメント含め約418.6億円と思ったより小さい。

初値の高騰はせずとも、公募割れの可能性は低いと予想します。

吸収金額(想定価格ベース) 約1127.0億円
吸収金額(公開価格ベース) 約1328.2億円
推定初売最大金額(想定価格ベース)*1 約1314.3億円
推定初売最大金額(公開価格ベース)*2 約1549.0億円
非ロックアップ比率(概算)*3 3.19%

*1 公募・売出・OA・その他株数計+非ロックアップ株数を想定価格で掛け算
*2 公募・売出・OA・その他株数計+非ロックアップ株数を公開価格で掛け算
*3 売出人の株数は非ロックアップの場合、売出数を引き算

メモ吸収金額・推定初売最大金額って?

吸収金額とは、公募や売出などで新規公開される株数を想定価格や公開価格で掛け算したもので、新規上場の規模をつかむための数字です。IPO投資において、私はこの数字を重要視しています。なぜなら初値を決める最大の要因は需給。供給(売り)の規模を示すこの数字はとても重要と考えるからです。ま、新規公開される株が全て売られる訳ではないですけどね。それでも規模感をつかむには適していると思いますよ。

推定初売最大金額は、非ロックアップの株数から既存株主から出そうな最大の売り金額を推定、吸収金額に足したものです。他ではあまり見ない数字だと思いますが、これも供給の規模感をつかむために計算しています。

初値予想/私の抽選参加スタンス

初値は公開価格の1.0倍~1.2倍未満と予想。私の抽選参加スタンスとしては主幹事とSBI証券のみ参加の予定です。

初値予想(承認時) 1.0倍~1.2倍未満
初値予想(仮条件決定時) 1.0倍~1.2倍未満
抽選参加スタンス(承認時) 主幹事とSBI証券のみ参加
抽選参加スタンス(仮条件決定時) 主幹事とSBI証券のみ参加

抽選結果

全滅でした。

上場結果

2016年7月14日(木)、NYでの上場の日を迎えました。

初値は42.20ドル。1ドル105円で約4431円。公開価格が3,300円ですので、約1.34倍。アメリカでは知名度が不安視されていましたが想像以上の人気を集めました。

序盤に最高値となる44.48ドル(105円計算で約4670円)まで上げましたが、その後失速。40.60ドル(105円計算で約4263円)まで値を下げた後、少し盛り返し終値は41.52ドル(105円計算で約4359円)で初日をフィニッシュ。

そして、2016年7月15日(金)、東京で上場。

初日の状況は、前場が開く直前、8:59の買い気配は4,900円(3,429,900株の気配)くらい。公開価格が3,300円ですので、約1.48倍。金額にすると約168.0億円の買い需要。初日の上限7,590円は遠いものの、公開価格を大きく上回りました。

前場が開くと9:00ちょい過ぎに見たところでは3,300円に1,822,100株の売り気配。公募割れ回避には約60.1億円が必要だったということになりますが、そこはクリア。

そして、市場がはじまり10:36に初値がつきます。初値は4,900円。公開価格比で約1.48倍。初値形成時の出来高は5,797,200株で、約284.0億円の買い需要が発生。

値がついた後の値動きはというと、直後10:39に最高値(5,000円)をつけましたが良かったのはそこまで。どんどん値を下げ14:46には最安値(4,310円)に。最後少しだけ戻して4,345円が終値となりました。最後はNYの終値とほぼ同じという結果に。

私は需給面から、NYでの安寄りと東京での高騰を予想して、NYで先に仕込んでたんですが、がっかりな結果でした…。東京の初値がついたタイミングでNYで売れればよかったんですけどね。NYのアフターマーケットが日本時間午前9:00までということで涙をのみました。ただ、NYのプレマーケットで買値よりちょっとだけ上で売れて、何とか命拾い。

初値がらみの数字を整理すると下記の通りです。

初値 4,900円(公開価格比:約1.48倍)
終値(初値の当日) 4,345円
高値(初値の当日) 5,000円
安値(初値の当日) 4,310円
出来高(初値時ティック) 5,797,200株
出来高(初値の当日) 22,212,900株
初売比率(公募・売出ベース)*4 38.78%
初売比率(公募・売出+非ロックアップベース)*5 26.79%
買い需要(初値形成時) 約284.0億円
売買代金(初値の当日) 約1049.5億円

*4 初値時ティックを公募・売出・OA計で割り算
*5 初値時ティックを公募・売出・OA計+非ロックアップ株数で割り算